シロアリ予防は何年ごと?「5年」の根拠と業者選びの基準
公益社団法人日本しろあり対策協会の公開情報(2026年9月時点)をもとに整理しています。
「新築時にシロアリ対策をしたはずだが、あれから何年経ったか分からない」。シロアリ防除には薬剤の効果が続く期間があり、業界の標準では再処理の目安が定められています。
ここでは、日本しろあり対策協会の公開情報をもとに、再処理の目安と防除の基本、業者を選ぶときの基準を整理しました。
再処理の目安は「5年」
協会の「防除施工標準仕様書では五年を目途に再処理をするとしている」とされています。これが、シロアリ防除の保証期間が5年前後で設定されることが多い根拠です。前回の防除から5年以上経過している場合、薬剤の効果が期待できない前提で点検を検討するのが公開情報に沿った考え方です。
防除の基本:土壌処理と木部処理
協会の説明では、処理は土壌処理と木部処理の両方を実施します。土壌処理では「建物の基礎の内側や束石の周囲、その他シロアリが通過する恐れのある土壌を薬剤で処理する」ことが重要とされています。片方だけの処理では侵入経路が残るため、見積もりの際にどちらも含まれているかを確認するポイントになります。
業者選びの基準:登録施工業者・認定薬剤・施工士
協会は「木造建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で、国土交通大臣の許可を得て結成された50余年の歴史を持つ団体」で、防除処理は「当協会に登録された者が認定薬剤を用い、防除施工標準仕様書及び安全管理基準に基づいて処理を行う」ことになっています。協会は「しろあり防除施工士」の検索と「登録施工業者会員名簿」を公開しており、業者選びの客観的な基準として使えます。
点検で見るところ
- 床下の蟻道(土のトンネル状の道)の有無
- 木部(土台・柱の根元)の食害、たたくと空洞音がするか
- 浴室・玄関・勝手口など水回りの周辺
- 羽アリの発生履歴(4〜5月に見られた場合はヤマトシロアリの可能性)
料金の目安(公式サイト記載)
害虫駆除110番の公式サイトでは、シロアリ駆除は「1,320円〜/㎡(税込)」と記載されています。シロアリ駆除のキャッツは、A8.netのプログラム名に「1平方メートル880円(税込)〜で施工可能」と記載されています。実際の料金は床面積・被害状況・処理内容で変わるため、複数の見積もりで比較するのが基本です。
見積もりで確認すること
- 土壌処理と木部処理の両方が含まれているか
- 使用薬剤が協会の認定薬剤か、施工者が登録施工業者・施工士か
- 保証期間と、保証の範囲(再発時の再処理の条件)
- 床下点検口の有無と、点検の実施方法
複数の見積もりを比較できるよう、相談先を複数掲載しています
ほかの相談先:シロアリ駆除のキャッツ/街角シロアリ駆除相談所/害虫駆除110番