家の中の羽アリ、シロアリ?黒アリ?3つの見分け方
公益社団法人日本しろあり対策協会の公開情報(2026年9月時点)をもとに整理しています。
4月から6月ごろ、窓際や浴室に羽のついたアリが大量に出ると、「シロアリでは」と不安になります。ただ、羽アリにはクロアリの羽アリもあり、見た目で区別できます。
ここでは、日本しろあり対策協会が公式に示している見分け方と、羽アリが出る時期の情報を整理しました。
見分け方は3点:触角・翅・くびれ
| 触角 | 「アリの触角は『く』の字状をしていますが、シロアリの触角は真珠のネックレスのように数珠状をしています」 |
|---|---|
| 翅(はね) | 「アリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさ・同じ形をしています」 |
| 胴部 | 「アリは腰の部分が細くくびれていますが、シロアリはくびれはなく寸胴です」 |
羽アリを1匹つかまえて(ティッシュや透明な容器で)、この3点を確認すると判別できます。写真を撮っておくと、業者に相談する際にも役立ちます。
羽アリが出る時期(ヤマトシロアリ)
協会が公開している「ヤマトシロアリ羽アリ情報」では、羽アリの群飛が1月下旬の沖縄県から始まり、春から初夏にかけて北上し、5月下旬の秋田県まで全国各地で確認されています。北海道でも4月下旬に確認されています。時間帯は午前中から夕方まで記録があり、天候は「晴れ」が最多です。
つまり、本州の多くの地域では4〜5月の晴れた日中に、家の中や周辺でヤマトシロアリの羽アリが見られる可能性があります。
羽アリを見つけたときの対応
- 殺虫剤を大量に撒く前に、まず1匹を確保して種類を確認する(協会の3点)
- 出てきた場所(浴室・玄関・窓枠・畳の下など)と日時を記録する
- 床下や木部に蟻道(土のトンネル)や食害がないか、見える範囲で確認する
- シロアリの可能性が高い場合は、床下調査を依頼する
調査・防除は「登録施工業者」という基準がある
協会は、木造建築物のシロアリ被害と腐朽を防ぐ目的で「国土交通大臣の許可を得て結成された」団体で、防除処理は「当協会に登録された者が認定薬剤を用い、防除施工標準仕様書及び安全管理基準に基づいて処理を行う」ことになっています。業者を選ぶ際、協会の登録施工業者や「しろあり防除施工士」の有無は一つの判断材料になります。
相談前に用意すると早い情報
- 羽アリの写真(触角・翅が写るもの)
- 発生した場所と日時、数の目安
- 建物の築年数、床下点検口の有無
- 前回のシロアリ防除の時期(5年以上前なら再処理の目安を過ぎています)
シロアリ110番・街角シロアリ駆除相談所・キャッツはいずれも見積もり依頼で相談できます
ほかの相談先:街角シロアリ駆除相談所/シロアリ駆除のキャッツ/害虫駆除110番